人と自分自身も
成長しながら、
人のために働ける仕事。

介護職
〈2015年 入職〉
グループホーム
江坂 郁斗
一人ひとりに合ったケアと家庭的な環境づくりをしたくて、志望しました。
私は高校生の時に参加した介護現場でのボランティア活動がきっかけとなり、介護福祉の学校へ進学しました。いろんなタイプの介護施設について学んでいくうちに、地域の中でもいち早くユニット型の特別養護老人ホームを取り入れたデイパーク大府のことを知りました。デイパークへは先生のすすめもあって何度かボランティアで訪れたのですが、その際に肌で感じたのはアットホームな心地よさでした。自分もここでご入居者様一人ひとりに合ったケアと家庭的な環境づくりを行っていきたいと思い、デイパークへの入職を志望しました。
ご入居者様との距離が近く、掃除や洗濯などできることを一緒に。
入職してからは特別養護老人ホームで3年間務め、2018年春にユニットケアを行うグループホームの開設を受けて異動しました。私が現在働いているグループホームは、基本的に認知症と診断された方が入居されている施設です。一人ひとりの病状や現存機能、人生歴などを踏まえながらケアを行い、過ごしやすい環境づくりと不安をすぐに支える支援を行っています。
ご入居者様との距離が近く、リビングでお話をしていると、1人、2人、3人と自然と輪が広がっていきます。また、掃除や洗濯の作業も一緒に行うことで、共に暮らす穏やかな雰囲気の中で日々を過ごしています。
認知症ケアの知識と経験を一つひとつ積み重ねていきたい。
仕事では常にご入居者様の表情や行動、独り言などを気にかけながら、言葉を交わすこと・観察することで得られる情報を合わせて、今の状態のご入居者様にはどんな声かけがいいか、何を求められているのかを考えています。そして日常的な動作など1人で行うことが難しくなったことを支え、どうすればご本人の力を引き出すことができるのかを考え、実行することを心掛けています。それまでできなかったことが少しでもできるようになった時は、ご入居者様と一緒に喜ぶことが、仕事のやりがいにつながります。仕事をはじめて5年目を迎え、今はケアマネジャーの資格取得に向けて勉強中です。今後はより過ごしやすく、落ち着いた暮らしづくりが支えられるよう、認知症のケアについての知識習得とご入居者様一人ひとりの経験を積み重ねていきたいです。
1日の流れ
7:00
出勤

制服に着替えたら、まずは夜勤者から申し送りを受け、前日と夜間帯の様子や特記事項をチェック。
7:30
朝食の配膳・支援
朝食の配膳や食事中の見守り、配薬をします。その後食事が落ち着いた方から口腔ケアの声かけもします。
8:30
ご入居者様と掃除
廊下や居室をご入居者様と一緒に掃除します。
9:00
入浴支援
浴室へと案内し、苦手な部分を支援します。
11:30
昼食の配膳・支援
ご入居者様と一緒におかずの盛り付けなども行います。食後の配薬や、口腔ケアの声かけも忘れずに。
12:00
お昼の休憩タイム
昼食は自分で作ったお弁当。食後は10~20分程度仮眠をなるべく取るようにしてリフレッシュします。
14:00
リビングでコミュニケーション
リビングで会話を楽しみ、和やかなひととき。外出や新館で催しがある時は案内、見守りも行います。
15:00
ご入居様と一緒に

おやつの準備に取りかかります。その後はご入居者様と一緒に洗濯物を取り込んだり畳んだりもしています。
16:00
退勤

多くの経験が得られる複合施設。
地域交流も盛んです。
ご入居者様は認知症の症状を抱えながら、自分一人でできる気持ちと、手伝ってもらって申し訳ない気持ちが入り混ざっていらっしゃいます。「ありがとう」と「ごめんなさい」が共存するその気持ちをくみ取りつつ、この仕事は人と自分も成長をしながら、人のために働ける仕事だと思います。また、デイパークは複合施設なので多くの経験が得られ、地域交流が多いのも特徴。主婦や子育てなど人生経験豊かな女性スタッフが多いので心強く、その一方で男性の割合も比較的高い職場です。男性の方も、ぜひお待ちしています!